一日中歩くことは、うつ病を遠ざける

Mayo Clinicの報告によると、若い成人のうつ病と気分状態に対する座りっぱなしの行動の影響を調べた実験で、座りがちな行動の期間はわずか1週間でしたが、うつ病と気分の両方に重大な悪影響が見られ、これらの影響は身体活動の再開で逆転しました。これは、短期間の座りっぱなしの活動でも、心理的にマイナスの影響を与える可能性があることを示しています。

運動は身体的メリットだけでなく多くの心理社会的メリットをもたらすことがわかっています。有酸素運動は不安を軽減し、気分や疲労を改善します。10日間の運動がうつ病の治療に抗うつ薬とほぼ同じ効果があることが発見されました。さらに運動は生産性を高め、仕事や学校の欠席を減らすことも報告されています。

また運動は脳血管疾患のリスクの改善を通じて身体活動が認知機能の低下を遅らせる可能性があることが判明し、また、運動が後の人生で認知症のリスクを軽減する神経保護効果をもたらすことも判明しました。

座りっぱなしのライフスタイルは心血管系に悪影響を及ぼし、週に7時間以上の中程度〜激しい活動に従事する人でさえ、テレビを一日7時間以上見ると、テレビを1時間未満しか見ない人に比べて、心血管疾患の死亡リスクが高くなります。

以上のように、座りっぱなしのライフスタイルを改善し、1日の中で有酸素運動を効果的に取り入れることで心理的にも身体的にもより健康な状態を保てると言えそうです。

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