ウォーキングは創造性を高める
APA PsycNetによると、ウォーキングが創造性に及ぼす影響をテストしています。テストでは、運動中とその直後の両方で、創造性が向上することが分かりました。屋内や屋外問わず、ウォーキングをすることで自由な発想ができ、創造性を高め、身体活動を向上させるには、ウォーキングがシンプルかつ確実な解決策である、と論文は結論づけています。
運動は神経の可塑性(神経回路を作る能力)を高め、気分や判断能力の向上に寄与しており、創造性についても、有酸素運動、無酸素運動を焦点にした研究が行われています。研究によると、有酸素運動はマルチタスクの処理速度を上げる一方、無酸素運動は記憶力を高め、時間をおいて創造性を高める効果もあることが分かっています。
想像力を発揮するのに、全力で走る必要はなく、ウォーキング程度の運動で十分であると言われています。そして公園などの自然の中、森林の中を歩くなど、自然と接するウォーキングがさらに効果があると言われています。
オフィスや電子機器から一旦離れて、屋外で軽い運動をすることは、想像力の発揮に大きなプラスになると言えます。